福祉現場

しょーくん日記

就労継続支援B型の未来に、不安と願いを込めて【後編】──「移行」だけではない未来像を

【第5章】制度は誰のためにあるのか福祉制度は今、大きな転換期にある。「就労系障害福祉サービスの在り方」「就労継続支援B型の長期利用者の多さ」「生産性の低さ」「移行実績の乏しさ」が繰り返し示されていた。それに続く形で、就労選択支援は、令和7年...
しょーくん日記

就労継続支援B型の未来に、不安と願いを込めて【中編】──「選べる」はずの支援、「選ばせない」現実

【第3章】「声を上げると、不利益になる」弟の就労先である就労継続支援B型の作業所では、支援と称した行為が時に本人の尊厳を奪うことがあります。特に「身体拘束」という言葉は、高齢者介護や医療の現場で耳にすることが多いですが、障害福祉の現場にも存...
しょーくん日記

就労継続支援B型の未来に、不安と願いを込めて【前編】──弟の働く場所が、制度の中で削られていくかもしれない

【第1章】制度の静かな変化就労選択支援が令和7年10月から実施される。就労選択支援は、障害者本人が自分に合った就労先や働き方を選べるよう、アセスメント(適性や希望の評価)を通じて支援を行う制度である。(※令和7年10月からは、原則として就労...
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「きょうだい児」であること、そして今、福祉職として思うこと

こんにちは。あーちゃんです。私は「きょうだい児」として育ちました。障害のあるきょうだいを持ち、家族の一員として支える日々の中で、いつも「自分は後回しでいい」と無意識に思い続けてきました。周囲からは「えらいね」「優しいね」と言われることもあり...