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はじめに:コーヒーは“暮らしの余白”
介護や日々の生活って、気づけばずっと気を張ってしまいがち。
そんな中で、家でコーヒーを淹れる習慣は、ほんの少し心に余白をくれます。
私がコーヒーを好きになった理由もそこから。
「おいしい一杯」で、なんとなく気持ちが整うんですよね。
そんな流れで今回は、自宅での“フライパン焙煎” に挑戦した時の話を書いていきます。
フライパン焙煎、やってみた
お店で焙煎された豆はもちろん美味しい。
でも、「自分でも焙煎できる」という情報を知り、
好奇心で挑戦してみました。
焙煎に必要なもの
- 生豆
- フライパン
- 木ベラ
- ざる
- コンロ
- ドライヤー
たったこれだけ。
生豆は、ブラジル サントス No.2と、モカシダモG4を選びました。
ブラジル サントス No.2
- ブラジル サントス No.2 とは、世界コーヒー総生産の30%を占め、アラビカコーヒーの中で最もポピュラーで安定的な品種です。
サントスの由来は世界最大のコーヒー輸出港の名前。No.2とは最上級であることを示しています(欠点豆ゼロは不可能なためNo.1は欠番)。 - 酸味・苦味のバランスが良く、誰にでも好まれるソフトな味わいで、クセがない。ブレンドのベースとして欠かせない銘柄です。
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エチオピア シダモG4
- コーヒー発祥の地といわれるエチオピア。コーヒーの名前の由来はこのエチオピアにあるコーヒーの木が発見されたカッファ地方が由来となっていると言われています。そのエチオピアの代表的な銘柄「モカシダモ」
- G4はナチュラル(非水洗式)、甘く芳醇な香りとなめらかな酸味が特長としてあげられます。
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実際にやってみた流れ
- 生豆をフライパンに入れる
- 中火で焼く
- 色づいてくる
- パチパチと音がする
- 好みの色になったら取り出して冷ます
──ざっくりこんな感じ。
最初は「これで合ってる?」と不安になりながら続けていましたが、
豆がはじめて音を立てた(1ハゼ)瞬間はちょっと感動レベル。
そして気づく。「難しい」
正直、うまくいく時もあれば、
「うーん…?」な時もあります。
火加減が難しい
均一に炒め続けるのがしんどい
焙煎ムラが出る
焦げやすい
→ 安定しない…!
でも、手を動かして豆を育てていく感じが、
なんとも愛おしい時間でした。
コーヒーを淹れてみた。
焙煎したては少し荒さもあるけど
豆の香りはしっかり出る。
完成度は置いといて、
自分の手で作った一杯って特別なんですよね。
うまく行った回は
「これ、普通に美味しいな?」
っと、びっくりしました。
フライパン焙煎の結論
楽しい
愛着が湧く
でも安定は難しい
コストもかからないし、
「焙煎ってどんなもん?」と試すには最適。
おわりに
次回は
焙煎機を使った“より安定した焙煎”
について書きます。
そして、そこからはブレンドや熟成(バレルエイジ)にも挑戦中です。
「自分の好きな味を探る」って、想像以上に楽しいですよ。

